圧力鍋でお手軽常備菜

暮らしの知恵 暮らしの知恵

野菜を手軽にたくさん摂るなら

「野菜を摂る」というとすぐに思いつくのはサラダを食べること。
でも生野菜はなかなか量を摂りにくい。それに、サラダ定番のレタス、トマト、きゅうりは体を冷やします。やはり冬野菜を煮物にして摂るのが一番かな、と思いますよね。

実は我が家では、野菜をたくさん摂りたいときは、具だくさんラーメンや味噌汁が登場します。その都度調理してもよいですが、次のように準備しておくと、お手軽で便利ですよ。

作り方

キャベツ等の野菜を短冊切りにして、豚肉こま切れと一緒に圧力鍋へ。我が家の圧力鍋は6リットルサイズなので、キャベツは1/2個分をざくざく切って、一度に圧力鍋に入れてしまいます。
あとは、カップ1杯の水を入れ、3分加熱して急冷。たったこれだけ。

ラーメン、スープ、味噌汁を作るとき、この野菜を使えば、あっという間に完成です。ここでもガス代の節約に。
すぐ火が通るキノコ類や、もやし、にら、ほうれん草、コーンなどを最後に加えてもよいですね。

また、焼きそばやお好み焼きも、野菜が生の状態から作ると最初は結構嵩張って、野菜がこぼれそうになったりしますが、圧力鍋で調理しておくと野菜の嵩が減っているので、いつもよりたっぷり野菜を入れられるはず。

正直、焼きそば用としては野菜の食感はいまいちですが、お好み焼き用としてはかなりお薦めです。

お好み焼きって焼けるまでに案外時間がかかりますが、それを短縮できるし、山芋を入れなくてもしっとり仕上がるので。(でもすった山芋を入れたほうが、やっぱりぐんとおいしい!)

この「常備菜」、我が家ではキャベツ、人参、豚肉が基本ですが、ラーメン用にはピーマンを足したり、スープ用には玉ねぎを足したりと、お好みでどうぞ。

どのぐらい持つの?

冷蔵庫で5日位は保存できるので、残業で帰宅が遅くなったときでも、野菜たっぷり料理をあっという間に作ることができて、便利ですよ。「今日は夕食は要らない」と言っていたご主人が急に夕食を食べることにしたときも、すぐ野菜たっぷりの一品ができあがります。

圧力鍋使用時の注意点を1点ほど。じゃがいも等の調理時と異なり、加熱後そのまま置いておくと野菜ピューレ状になってしまうので、くれぐれも急冷をお忘れなく。
カレーやシチュー用の素材準備はこちらをご覧ください。

コメント