マザーグースが散りばめられた

メアリー・ポピンズ

「チムチムニー・チムチムニー・チムチムチェリー♪」というフレーズがあまりにも有名なメアリー・ポピンズ。
これも実は今までまともに読んだり、観たりしたことがありませんでした。この「チムチムチェリー」がよくBGMとして使われるだけでなく、映画自体もテレビで何度も再放映されているはずですが。

今回、息子に読み聞かせを始めようと本を見せると、「僕知ってるよ。ばあばの家で見た。これすごく面白いよ!」とのこと。私の実家に預けたとき、いつの間にか、再放映を見せてもらっていたようです。ということで、この作品については彼のほうが私より先輩でした。

読んでみると、ファージョンの作品を読んだときのように、その奇想天外な展開にわくわく。作者のパメラ・L・トラヴァースは間違いなく子どもの心を持っていますね。1ページ、1ページ、先を進めるのが楽しみになります。

驚いたのは、映画ではジュリー・アンドリュースがほがらかに演じていたメアリー・ポピンズが、原作では大変なおこりんぼだということ。まったく子どもにこびることがなく、始終小言や皮肉を言っているのに、子ども達は厳しい彼女が大好きで仕方がないのです。

息子はDVDもお気に入りでしたが、本についても面白くて仕方ないらしく、毎晩寝る前に「メアリー読んで!」とせがみます。

シリーズは全4巻ですが、4巻目は「1巻目から3巻目の間に起った出来事」とのことで、追加エピソードという感じかな。4冊目を読み始めたとき、その解説を読んで、「メアリーは3回しか来てくれなかったのね。」と大人の私も少しがっかりしました。それでも、各エピソードを大切に楽しんで読みましたよ。

・風にのってきたメアリー・ポピンズ
・帰ってきたメアリー・ポピンズ
・とびらをあけるメアリー・ポピンズ
・公園のメアリー・ポピンズ


なんと、私の好きな岩波のハードカバーは、書籍に強いはずのamazonにすらありません。少しさびしい...

気を取り直して、一応第4巻まですべて掲載しておきましょう。

英語育児の観点からも、メアリー・ポピンズはお薦め。マザー・グースや「ふしぎの国のアリス」などのイギリスの古典の登場人物、ホーンパイプ踊りなどのイギリスの風俗習慣などが散りばめられているのです。

息子が小さい頃にはマザーグースをよく流したり、私が歌ってあげたりしていたのですが、この頃はあまりそういうことがなかったので、本の中に登場するたびに聴かせてあげたところ、赤ちゃんの頃はあんなに喜んでいたのに「聴いたおぼえがない」と言われてしまった曲も結構ありました。

そして、DVDは当然、歌を初めとして非常に良質なものなので、やっぱりお薦め。メアリーの友人のバートが、原作のユニークな登場人物の何人分かを肩代わりして、「おいしいとこ取り」をしている感も。

英語育児をしている人で、子どもが0歳児のとき、テレビの画像が見えない角度に寝かしておいて繰り返しメアリー・ポピンズのDVDを流し、英語の発音など馴染ませていったという方もいます。

ところで今回youtubeで見つけたNHKみんなの歌の「チムチムチェリー」の映像が楽しかったので、最後にリンクを掲載しておきましょう。アニメーションはなんと横尾忠則氏です。

「みんなのうた チムチムチェリー」

    ブックオフオンライン

    コメント

    • はじめまして!メアリーポピンズ、むちゃくちゃ深いですね。ほんとに私はこの年(いい年です)で、初めて本をよみ、深い~~と感動しました。
      ジュリーアンドリュースも大好きですけど、原作の味わいも
      深いですよね!!うれしいです。
      こちらのサイトの名前も可愛いですし、またよろしくおねがいします。

      2015年12月30日 14:54| miki

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