booksおすすめの本

子どもの心を解放する

まよなかのだいどころ

今回も、私のバイブル「季刊 子どもと本」でお薦めとされた本からのご紹介です。

モーリス・センダックは色々なタッチの絵を描くことができますが、この本はコマ割りもあって、まさに漫画的。絵に対する注文が厳しい「季刊 子どもと本」がどうしてお薦めしているのか、少々不思議でした。

でも、実際に読み聞かせをしてみると、確かに子ども達にとても人気があるのです。

まよなかのだいどころ

モーリス・センダック 冨山房 1982-09-20
売り上げランキング : 105319
by ヨメレバ

     

美しい自然描写と友情に酔う

たのしい川べ

実はこの本、タイトル・表紙とも私の興味をそそるものではなく、「擬人化された動物たちの平和な暮らしが延々と語られる、可もなく不可となくといった物語なのだろうなー。」と勝手に思っていました。

でも私がいつも参考にしている「季刊 子どもと本」に何回もお薦めの本として出てきたし、多くの子ども達に愛されている本だとのことなので、今回息子に読み聞かせてみることに。

物語冒頭はモグラ君を中心に語られ、息子が「どこがヒキガエルの冒険なの?」と言う通り、副題のヒキガエルはなかなか顔を出しません。

それでも春のうきうきする雰囲気の中で、美しい自然を描きながら物語は進み、ヒキガエルが登場。熱しやすく醒めやすい、自信過剰のヒキガエルが次々と引き起こす事件。これが面白い。

たのしい川べ (岩波少年文庫 (099))

ケネス・グレーアム 岩波書店 2002-07-18
売り上げランキング : 21543
by ヨメレバ

     

誰よりも未就学児のママにお薦めしたい

くんちゃんのはたけしごと

今回ご紹介するのは、子どもも大好きな絵本ではあるけれど、実は小さいお子さんがいるお母さんに是非読んでほしい絵本です。
私は友人の出産祝いにこの本を含めたこともありました。

幼児を見ていると、癒されてニコニコしてしまうことが多い私です。でも勿論子育て真っ最中のママは、ニコニコできる瞬間ばかりではありません。

ありがちなのが、お手伝いしたがる幼児に対し、”子どもにやらせるとほぼ確実に失敗し、かえって後始末が大変になることが目に見えている”ため、お手伝いさせないこと。

または根負けしてお手伝いさせたものの、案の定失敗した子どもに「だから言ったでしょう」という態度をとって、子どもの「自分でやりたい」という自立の芽を摘んでしまうこと。

これが重なると、”いざ「お手伝い適齢期」に親が家事ヘルプを頼みたいときに、手伝ってくれない子ども”が出来上がるわけです。

くんちゃんのはたけしごと

ドロシー・マリノ ペンギン社 1983-01
売り上げランキング : 193819
by ヨメレバ

     

自分の力で人生を切り拓く女性に

ヘルガの持参金
トロールの愛のものがたり

神の道化師という、高学年の男の子に人気の絵本を先日ご紹介しましたが、今回ご紹介するのは、女の子に是非読んであげたい絵本です。

プロポーズしておきながら、お金に目がくらんで他の女性との結婚を決めたラース。ヘルガはへこたれず、自分の知恵と努力で持参金を獲得していきます。

そんなヘルガを陰から見守る人がいて、最後は愉快な大どんでん返し!
色男ラースのへらへら具合も笑えます。

ヘルガの持参金―トロールの愛のものがたり

トミー・デ パオラ ほるぷ出版 1981-09-15
売り上げランキング : 344080
by ヨメレバ

     

子どもが9歳になったら読んであげたい

もったいないばあさんと 考えよう
世界のこと

ノーベル平和賞の受賞者で9月に死去したケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさんの国葬が10/8に行われたとのこと。公園にはMottainai(もったいない)の横断幕が掲げられたそうです。

今回ご紹介するのは、そのMottainai(もったいない)をキーワードにしたシリーズ「もったいないばあさん」を書かれている真珠 まりこさんの著書です。

当時9歳だったお子さんに、世界の状況についてより自分に引きつけて理解できるようにと、9歳の子ども達10人の生活を取り上げ、戦争や貧困など、世界が抱える問題を浮き彫りにしたこの本。

もったいないばあさんと 考えよう 世界のこと

真珠 まりこ(絵・作) 講談社 2008-07-05
売り上げランキング : 101546
by ヨメレバ

     

人生とは何かを語る絵本

神の道化師

息子が通う小学校で、読み聞かせのボランティアをしています。

読み聞かせてあげる絵本の選定をするのは、とても楽しい時間です。やはり自分が好きな本でないと、心をこめて読んであげることは難しい。でも子ども達が退屈せず、楽しんでくれる本にしたい。

人生というものを語るこの本は、一種シリアスで宗教的。そして読み終わるまでに10分以上かかります。でも、やわらかな絵の魅力とあいまって人の真理を伝えてくれるこの本を、是非子ども達に理解してほしい。

     

マザーグースが散りばめられた

メアリー・ポピンズ

「チムチムニー・チムチムニー・チムチムチェリー♪」というフレーズがあまりにも有名なメアリー・ポピンズ。
これも実は今までまともに読んだり、観たりしたことがありませんでした。この「チムチムチェリー」がよくBGMとして使われるだけでなく、映画自体もテレビで何度も再放映されているはずですが。

今回、息子に読み聞かせを始めようと本を見せると、「僕知ってるよ。ばあばの家で見た。これすごく面白いよ!」とのこと。私の実家に預けたとき、いつの間にか、再放映を見せてもらっていたようです。ということで、この作品については彼のほうが私より先輩でした。

     

児童文学最高峰の誉れ高し

ナルニア国物語

銀座に「教文館ナルニア国」が存在するほど、すぐれた児童書の代名詞のような本シリーズ。
小学生の頃、ナルニア国物語全7巻のうち、「ライオンと魔女」、「魔術師のおい」などのタイトルを図書室でよく「見かけた」おぼえはあります。
でも当時は、この最高傑作のよさを理解できず、全巻読破にはいたりませんでした。
でも最近になって息子に読み聞かせをしてみたら、2人で虜に!
     

子どもの本を選ぶときのバイブル

季刊 子どもと本

世の中にあふれる児童書。「悪書が良書を駆逐する」事態にもなりかねない状態です。その中で、自分と子どもが持つ限られた時間で接することができる本を選ぶとき、このシリーズが頼りになります。

100号以上も出版されつづけているこの本の第1号が出版されたのは1980年。この本が発刊された頃に「いまどきのお母さん方は」と批判されている母親に育てられた人たちが、現在読み聞かせをしているケースが多いわけですね。

     

大胆かつ沈着冷静なエルマーに乾杯!

エルマーのぼうけん

息子が保育園の3歳児クラスにいた頃、クラスに地図が貼ってあることに、ある日気が付きました。それは、「エルマーのぼうけん」の口絵の地図を拡大して書き写したもの。保育士の方がこの地図を示しながら、毎日子どもたちに読み聞かせをしてくださっていたのです。

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

ルース・スタイルス・ガネット 福音館書店 1963-07-15
売り上げランキング : 2367
by ヨメレバ

     

ブックオフオンライン

2 / 3123

ページトップへ ▲